
再整備される神戸市役所新2号館とは?#1

新2号館について、どんな建物になるのか教えてください。
S.T.さん
新2号館は、地下2階・地上29階建てで、市役所の庁舎だけでなく、国際的なラグジュアリーホテルや商業施設が入る複合施設です。市役所はそのうち地下1~地上2階の一部と5~8階を占め、約1,400人の職員が働きます。 民間の機能と一つの建物に入るのには理由があります。新2号館の敷地は、北側の三宮駅周辺と南側のウォーターフロントとを結ぶ重要な位置にあります。ここにホテルやオフィスを整備することで、人の流れをウォーターフロントや旧居留地エリアへと生み出し、都心の回遊性を高めることを目的としています。 1階にはフラワーロードに面した市民利用空間を設けます。市民の方や神戸を訪れた方が気軽に立ち寄り、交流やにぎわいが生まれる拠点にしたいと考えています。イベントや市民活動に使えるスペースを備え、木のぬくもりを感じられる神戸らしい内装を計画しています。イベントがない日も、ふらりと立ち寄って休憩するような使い方ができる場所になればうれしいですね。
市役所フロアはどのような空間になるのでしょうか?
S.T.さん
新しい庁舎を建てるのは数十年に一度のこと。せっかくなら場所をつくるだけでなく、これをきっかけに働き方も変えていきたいと考えました。そこで、職員の声をもとに新2号館で働くコンセプトを3つにまとめています。 1つ目は「複合的な行政課題に対応する」。世の中が大きく変わる中で、一部署だけでは解決できない課題が増えているという実感が職員から多く寄せられました。部署を超えた連携はもちろん、市民や事業者の方とも連携しやすい環境が必要です。 2つ目は「スピード感を持って業務推進する」。人口減少に伴って職員数も減っていくことが予想されており、今と同じ働き方を続けるのは難しくなります。デジタルツールも活用して効率を上げ、成果を出しつつ、職員が自分の時間もしっかり確保できるようにしたいと考えています。 3つ目は「生き生きと働ける環境をつくる」。職場は1日の大半を過ごす場所です。お昼休みに職員同士で話しながらご飯を食べられる場所や、緑のある居心地のよい空間も必要だと思っています。






