TOPICS

最新トピックス

神戸市の取り組みから、"神戸らしさを守り、創る"プロジェクトなどを紹介いたします。

なぜ公務員から公務員へ?神戸を選んだリアルな理由に迫る

公務員のまま、働く場所を神戸に選んだ。

「せっかく公務員になったのに、なぜ転職を?」、他の官公庁からあえて新たな一歩を踏み出す人がいます。公務員というキャリアを続けながら、新たに働くフィールドに神戸市を選んだ職員たちです。同じ公の仕事でありながら、なぜ環境を変えたのか。転職を経て見えてきた神戸市役所ならではの魅力とは。その決断の背景と、いま感じている手応えを伺いました。

F.M.

企画調整局政策課 令和6年度入庁【経験者・総合事務】

F.M.さん

中央省庁にて14年活躍したのち、神戸市役所へ。入庁後は企画調整局でデータ利活用の推進に携わり、政策立案や全庁的なスキルアップなどを支える。趣味は神戸市内を散歩すること。鈴蘭台周辺の街並みをはじめ、港町・神戸の歴史を感じられる景観が好き。

M.D.

港湾局空港調整課 平成29年度入庁【経験者・総合事務】

M.D.さん

他自治体で5年の経験を積み、神戸市役所に入庁。環境局、こども家庭局を経て、令和6年度より空港調整課にて活躍中。趣味はスポーツ。球場へ足を運んでの野球観戦だけでなく、地元の友人と一緒に野球やフットサルで汗を流してリフレッシュすることも。

Q前職での経験を教えてください#1

まずは前職でどんな業務に携わっていたかを教えてください。

F.M.さん

国家公務員として中央省庁で法制担当をしていました。例えば、法改正等により新しい全国的な制度を創設した場合に、それを施行する事務を各自治体に依頼したり、それに伴い各自治体からの問い合わせに対応するなどですね。取り扱う施策の対象は全国で、地理的なスケール感が大きいことが特徴です。新型コロナウイルス対策関連の住民向け給付金など、ニュースで報道されている事案を取り扱うこともありました。

M.D.さん

他の都道府県庁で住みやすい街づくりの啓発事業や、道路や建築物を新しく作る際の土地の売買に係る用地業務などに携わっていました。市町村の仕事は、住民の暮らしに密着した施策に携わることが主ですが、都道府県庁ではその都道府県全域の産業振興など、市よりももう少しスケールが大きい、全体の方針を決めていく事業が中心となります。都道府県下全域で同じように行政サービスを提供できるように、小さな自治体のフォローをしたり、新たな施策の伴走支援をしたり、各自治体との調整業務が中心でした。

Q神戸市役所を選んだ理由#2

転職を考えたきっかけはなんでしたか?また、神戸市役所を選んだ決め手を教えてください。

F.M.さん

国家公務員の仕事はスケールが大きく、それもやりがいの一つではありますが、住民との距離が業務上では遠く感じることがあり、顔が見える仕事がしたいと思ったのが転職を考えたきっかけですね。前職で給付金関連の業務に携わった際に、お金という住民の生活に直結するものに関わったことも「顔が見える、反応が見える仕事をしたい」というところとつながっていると思います。 地元の市町村ではなく、神戸を選んだのは地元に近いことと政令市だからです。政令市は一部、県が実施しているような事務もできるため、本庁での大きな政策づくりから、区役所での地域密着の現場まで、多彩な業務に携われる幅の広さに魅力を感じました。

M.D.さん

都道府県庁では都道府県内全域への異動があります。遠方の町も経験できたことは面白かったですし、良い経験になったのですが、だんだん「生まれ育ったまちに貢献したい」という思いが大きくなってきたんです。神戸は駅前の再整備や空港の国際化など、様々な面で大きな変革のタイミングに来ていますし、活躍の場やチャンスが幅広くあることも魅力的に感じました。

Q国・都道府県と神戸市役所の違いとは#3

神戸市役所と前職の仕事の違いはいかがですか?

M.D.さん

都道府県庁でも幅広い業務を扱っていますし、大きな枠で捉えると、そんなに違いは感じていません。新しい環境でまた1から頑張るぞ、と当初は異動の一つのような気持ちでしたね。しかしながら、自治体間の調整や小さい市町村のフォローが主だった前職よりも、直接的に住民の生活に近い業務に関われていると感じています。

F.M.さん

部署によっては、窓口業務などで市民の方と直接やりとりも多いですもんね。各区の自治会等との関わりも含めて、市民の生活に身近な仕事が多いので、その分、皆さんのダイレクトな反応を感じます。こうした多様な施策に積極的に取り組んでいけるのは、政令市ならではの基盤があるからでしょうね。

仕事の進め方や庁内の雰囲気についてはいかがでしょうか?

F.M.さん

幹部との距離が近く、フラットな雰囲気ですよね。私のような担当者でも局長に施策について直接説明する機会があるなど、風通しの良さを感じます。前職では、内容をしっかり詰めたものの報告、最終確認として上申する、というやり方が多かったので、「これってどうですかね?」と上司に相談ができることに最初は驚きました。

M.D.さん

ざっくばらんに相談できる雰囲気がありますよね。意見が言いやすく、多様なアイデアが出やすいので、チームでやっているという感覚が常に持てています。裁量を持って仕事を任せてもらうということもありますが、誰か1人に負担が偏るのではなく、各自の思いを聞きながら、柔軟性のある采配を感じます。

前職の経験は今、どのように活きていると感じますか?

F.M.さん

神戸市が情報化時代をリードできる自治体であり続けるため、庁内でのデータ活用のルールやガイドラインの作成などを行なっています。ガイドラインの作成で法令の解釈が論点となったとき、前職で法律の立案や改正などにも関わっていた経験が役立ちました。

M.D.さん

前職も部署によっても業務がまちまちであるので、例を挙げるのは難しいのですが、自治体ごとのルールへの理解や、市民の皆さんとの向き合い方、何を求めているのかというアンテナの張り方などでしょうか。神戸市役所以外の他の自治体のやり方を知っていることで、より広い視点をもって日々の業務に取り組めているのかなと思います。

Q神戸市役所で働くやりがいについて#4

転職してよかったと感じるのはどんな瞬間ですか?

F.M.さん

先ほども出ましたが、新しいことに挑戦できる環境で働けるのは楽しいです。前職では官庁ごとの専門分野があるので、分野に広がりがない分、さまざまな分野を扱う市役所での仕事に不安もあったのですが、部局内での研修等の体制がしっかり整っていて、安心して入っていけたのも神戸市役所を選んでよかったと思うポイントの一つです。

M.D.さん

神戸空港は2025年に国際線が就航したばかりと、転換期に携われていることがうれしいです。国際線ターミナルがさらに使いやすくなるようにアイデアを出し合っているところで、立ち上げから根付かせていく過程に関われているのはとても刺激的です。環境的なことで言うと、「コミュニケーションが仕事の軸」と考えている人が多く、前向きに市民の暮らしを考えて仕事に取り組んでいる人が多いのも好きなところですね。

日々、どんなところに神戸らしさを感じていますか?

F.M.さん

元々は、異人館など多様な文化を受け入れてきたおしゃれな街、というイメージだったのですが、住んでみて、おしゃれなだけでなく、いろんなものを守りながら魅力を更新していく面に気がつきました。歴史ある建物や店舗が都心部に残りながら、新しい風が常に吹いている。そんな温故知新的な街の雰囲気を感じています。この雰囲気を守りながら、次の神戸の魅力を届けるような仕事をしていきたいですね。

M.D.さん

多方面に開かれたまちというところが神戸だなと思います。神戸空港が国際化したことにより、また新しい扉を開いた感覚があります。神戸ならではの魅力をそこからさらに伝えていくことで、ますます賑やかに活性化していくのではと思います。神戸が生まれ変わっていく様子に注目して欲しいです。

他自治体や民間から神戸市役所への転職を考えている方に伝えたいこと

M.D.さん

住民の暮らしに直結した施策が多い分、成果が目に見える仕事に携わる機会が多いのが市役所の仕事の特徴だと思います。変革期を迎えた今、大きな施策に携わるチャンスも多いので、ぜひチャレンジしていただきたいです。

F.M.さん

「自分のやりたい業務の分野で考える」というのも大切な軸ですが、公務員でも民間企業でも配属の希望は聞いてはもらえるものの、異動はつきもの。チームで動けるか、裁量はあるかなど、組織として働きやすそうか、というのも長く働くことを考えると大切な部分だと感じます。研修などの仕組みとしての働きやすさはもちろん、魅力ある人、魅力ある施策がたくさんある都市です。ぜひ、神戸市役所で一緒に働きましょう。

ありがとうございました!

他の記事を読む