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神戸市の取り組みから、"神戸らしさを守り、創る"プロジェクトなどを紹介いたします。

民間から神戸市役所へ。転職者が語るギャップと本音とは

民間出身の二人が見つけた、神戸市役所で働く手応え

「経験のない分野でやっていけるのか」「転職者でも馴染めるのか」――民間から公務員への転職には、そんな不安がつきものです。神戸市役所で働く二人も、かつては同じ心配を抱えていました。ところが入ってみると、丁寧な引き継ぎや相談しやすい風土に支えられ、不安はすぐに払拭されたといいます。メーカーと金融、それぞれ異なる道を歩んできた2人が前職で感じていたもどかしさ、転職前に抱えた不安、そして働き始めて見えてきた手応えなど、リアルな声を通して、市役所という選択肢の魅力を紹介します。

T.K.

平成30年度入庁[経験者・総合設備(電気・機械)]

T.K.さん

総合電機メーカーで東京都向けの下水処理場の電気設備設計の技術職として6年活躍したのち、経験者採用枠で神戸市役所へ入庁。建設局下水道部施設課を経て現職。趣味は旅行。以前訪れた際には未完成だったサグラダ・ファミリアの完成した姿を見に、スペインへもう1度訪れるのが夢。

H.Y.

令和4年度入庁[経験者・総合事務]

H.Y.さん

銀行と生命保険会社の2社を経験したのち、神戸市役所へ。最初の部署は、都市局用地活用推進課で都市計画事業に伴う用地取得や建物移転に関する業務を2年担当し、現在は英語力を活かして経済観光局で国際交流に関する業務を担当。趣味は旅行。特にイギリスが好きで何度も訪れている。

Q公務員への転職のきっかけは?#1

まずは、お2人の前職と、現在の仕事内容について教えてください。

T.K.さん

以前は、総合電機メーカーの技術職として、東京都向けの下水処理場の電気設備の設計を担当していました。現在は、「総合設備(電気・機械)」区分の職員として、市が所有している建物の建築設備(照明やエレベーターなど)の設計・工事監督などを行う部署にいます。その中で、「総合設備(電気・機械)」区分の職員向けの研修事務局を担当しており、eラーニングを用いて経験の浅い職員へ基礎知識を学習する機会を提供したり、分野の異なる技術区分の職員同士の情報共有の場を設けたり、民間施設を活用した研修を企画したりしています。

H.Y.さん

新卒では銀行で窓口業務や金融商品の提案、2社目の生命保険会社ではご契約者様のアフターフォロー業務と、金融系の業種に従事していました。現在は経済観光局国際課で、神戸市の姉妹都市など10都市をはじめとする海外都市との交流事業や、訪問団の派遣・受入れに係る調整業務を行っています。案件に応じて庁内関係課への橋渡し役を担うほか、大使館や総領事館との連絡窓口として調整・連携も行っています。

公務員を志したきっかけは?また、数ある自治体の中で神戸市役所を選んだ理由を教えてください。

H.Y.さん

新卒での就職活動の軸にしていたのは「人が生活するうえで必要となる仕事がしたい」ということでした。そうして金融業界を選んだのですが、仕事をしていくうち、「お金という面から生活を支える」というだけでなく、もっと幅広くあらゆる方面から人の生活を支える側に回りたいという意識が芽生えてきたのが公務員を目指したきっかけです。神戸市を選んだのは、大学でも英語を学び、国際交流に興味を持つ私にとって、古くからの海外との交流によって発展してきた歴史的背景を持つ、国際都市・神戸に大きな魅力を感じたからですね。

T.K.さん

私も「社会貢献がしたい」という思いでインフラに携わる前職を選びました。メーカー時代は、自治体をクライアントとして仕事を行っていたのですが、「発注者である自治体を介して社会貢献する」という構図でした。どうしてもメーカー側では間接的に社会貢献する立場になることを痛感し、もっと直接的に自分の仕事を社会に還元したいと考えたことが転機でした。前職時代から神戸に住んでおり、都会と自然が調和した住み心地の良さが気に入っています。このまちで暮らしていきたいと思ったこと、このまちでの心地よい暮らしに貢献したいと思ったことから、自然と神戸市で公務員になることを選びました。

Q民間企業と市役所の違いは?#2

入庁前と後で、働き方のイメージにギャップはありましたか?

T.K.さん

入庁前は、未経験の幅広い分野を担当するので畑違いの分野にもうまく対応できるのかが心配でした。経験者だから分かるはず、と即戦力扱いをされるかと身構えていたのですが、新卒・経験者採用を問わず、「1年目」として指導される環境があり、丁寧なフォロー体制に驚きました。人事異動が当たり前で、人の入れ替わりに慣れた組織風土であることから、引継ぎやマニュアルがしっかり整備されていたことにも安心感を覚えました。個人的には一番心配していた部分だったので、経験者採用を考えている方で同じような悩みを抱えている方には、心配しなくていいですよとお伝えしたいですね。

H.Y.さん

私は、部署によって、想像以上にまったく違う仕事を行っていることに驚きました。金融業界は支店の異動があったとしても行う業務自体に違いはないですが、市役所は所属する部や課によって想像もしていなかった仕事にチャレンジできると感じています。また、金融業界はかなり厳密なルールやマニュアルに沿っての業務が基本だったので、状況に応じて自分で裁量を持って柔軟に業務を進めていくことに当初は戸惑いもありました。しかし、市役所では、そういった時に密に相談ができる雰囲気や環境が整っているため、不安はなかったです。

T.K.さん

前職では現場でのトラブルや追加対応が発生した時に、追加分のコストを調整して業務に当たることもありましたが、今は予算がしっかり決まっているため、民間ほど柔軟に費用を充てられない難しさもあります。ですが、そういった時でも上司や同僚に相談しやすく、1人では出なかったアイデアに助けられることも多々あり、神戸市役所というチームで仕事をしているという実感があります。

Q神戸市役所の働きやすさは?#3

神戸市役所で働く魅力はなんでしょうか?

H.Y.さん

風通しの良さはもちろん、在宅勤務やフレックスなど、働きやすさは抜群だと思います。有給休暇のほか、夏季休暇も付与されるので、まとまった休みで定期的にリフレッシュできます。休暇の申請のしやすさも、柔軟な働き方を後押ししていると感じます。

T.K.さん

男性で育児休業を取っている方も多いですよね。うちの課にも何人かいますし、男性でも1年間取得する人も多いです。取って当たり前という雰囲気ですね。ライフイベントに合わせて働き方を検討できることや、1日や半日単位だけでなく、1時間単位で休暇を取得できるのもうれしいですね。今日も午前に事務所で勤務後に時間休暇を取得し、プライベートの用事を済ませてから、取材場所に来ています。ワークライフバランスが整い、プライベートも充実しています。

どんなところにやりがいを感じますか?

T.K.さん

まちづくりや市民の日常を支えることに直接関われるのが一番の醍醐味ですね。民間企業では利益の追求を軸に、個人やチームの数値目標がありますが、公務においては市民の満足度向上や暮らしやすさの実現が成果だと思っています。自身が関わった施設が実際に使われている様子を目にすると、神戸のまちでみなさんが平和に暮らしている状況そのものが自分の仕事の成果なのだとうれしくなります。現場で市民の方から直接感謝の言葉を受け取ることもあります。

H.Y.さん

多くの関係者が関わる国際交流行事やイベントが無事に完了したときですね。準備段階では大変なこともありますが、その分、達成感は大きいです。また、携わった国際交流行事やイベントをきっかけに、参加された市内企業・団体や庁内関係課が海外都市との新たなつながりを築き、継続的な交流や連携に結び付いているという声をいただけたときにもやりがいを感じます。都市局時代に庁内インターンシップ制度(職員自身が興味のある部署で一定期間職務を経験できる制度)を活用して、国際課を希望したことが今につながっているのですが、ずっと学んできた英語を生かして、自分の興味とマッチした業務に携われていることに喜びを感じています。

Qあなたが考える神戸らしさとは?#4

神戸市にどんな印象を持っていますか?また、今後、業務を通してどのような神戸を実現していきたいですか?

T.K.さん

県外出身なので、やはり「おしゃれなまち」というイメージが一番にあります。まちを歩いていると、神戸市の持っている施設ってすごく多いんですよ。ノエビアスタジアムや市営地下鉄などもそうですね。また、神戸市は、復興から再開発への転換期を迎えています。技術区分の職員として、既存の施設の維持・管理だけでなく、駅前やウォーターフロントなど、神戸をますます魅力あるまちにしていくための活躍の場がたくさんあるのも神戸市の特徴だと思います。これからもみなさんが神戸をもっと好きになるまちづくりに取り組んでいきたいです。

H.Y.さん

都市部と自然が近い立地であることや、国際交流が盛んなまちであることなど、多様なまちの特色や強みを生かして、神戸らしさに結びついた施策が数多くあるのが神戸市の魅力です。国内では神戸と言えば誰もが知っている都市ですが、海外でもKOBEがさらに知られ、存在感のある都市になっていってほしいです。名前を知っているだけでなく、まちのイメージと実際の良さを結びつけられるような仕事をしていけたらと思います。

ありがとうございました!

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