保健師

神戸市は政令指定都市のため、保健所と市町村保健センターの両方の機能を持っています。保健師は、母子保健、成老人保健、精神保健、感染症等の幅広い分野の業務を担っており、全ての市民の健康と命を守ることを使命として保健活動を行っています。

  • 専門的知識と幅広い視野をもつ保健師として、
    市民の健やかな暮らしを支えます。

    市民の健康を守るため、健康課題を解決するセンスを磨き続ける保健師をめざします。新任期には、先輩保健師によるマンツーマンでの指導や経験年数に応じた研修などを行っています。知識・感性・経験により適切な状況判断ができる能力を磨き、保健師が総合力を身につけられるよう、人材育成に力を入れています。

ピックアップ プロジェクト

  • 01

    乳幼児健康診査事業

    • 乳幼児期は心身の著しい発達を遂げるため、生後4か月、9か月、1歳6か月、3歳の各時期に健康診査を実施することで、健康状態を確認するとともに、疾病・障害を早期に発見し、また適正な指導・助言を行い乳幼児の健康保持増進を推進しています。近年では、健康診査の場を活用した親同士の交流、育児や生活に不安やストレスを抱える親への支援、子育て環境や親子関係の把握、必要な子育て情報の提供など「子育てを支援する」という視点も持ちながら実施しています。

  • 02

    健康教育

    • 健康の保持増進に資することを目的に、住民に身近な地域福祉センターや集会所等において、健康教育、各種健康教室を実施しています。特に、運動習慣の獲得とその後の継続を視野に入れた教室運営や、健康づくり自主活動グループの育成、支援を行っています。
      生活習慣病の予防、その他健康に関する事項について、正しい知識の普及を図ることにより、「自らの健康は自らが守る」という認識と自覚を高めています。

職員インタビュー

須磨区こども家庭支援課

令和2年度入庁
[大学卒]
(※令和3年度時点)

林下 菜穂子

HAYASHITA NAOKO

母子が健やかに過ごせるように、
まず心を開いてもらうことを
大切にしています。

母子健康手帳の交付や乳幼児健康診査の実施、各種教室や電話・訪問での相談対応、保健指導を行っています。市民の悩みを真摯に受け止め、一緒に考えながら支援しています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

8:30

1日の予定・メールチェック

9:00

感染症の保健師ミーティング

10:00

新生児訪問

12:00

昼食

13:00

乳幼児健診

16:00

乳幼児健診カンファレンス

17:00

新生児訪問・乳幼児健診の支援記録

19:00

退庁

出勤

  • 地域で広く市民の方の
    予防活動にかかわりたい。

    大学で学んでいるとき、入院して病気に苦しむ患者さんを見て、地域で広く市民の方の生活習慣病の予防活動に携われたらと思い、保健師の資格を取りました。政令指定都市のため、保健所と市町村保健センターの両方の機能を持ち、すべての市民の健康を守ることができることに神戸市で保健師として働く魅力を感じています。

    大学で学んでいるとき、入院して病気に苦しむ患者さんを見て、地域で広く市民の方の生活習慣病の予防活動に携われたらと思い、保健師の資格を取りました。政令指定都市のため、保健所と市町村保健センターの両方の機能を持ち、すべての市民の健康を守ることができることに神戸市で保健師として働く魅力を感じています。

  • 一人で抱えることがないよう、
    寄り添える保健師に。

    新型コロナウイルス感染症対応では患者さんの自宅に訪問し、ご本人の辛そうな状況を直接確認したことで早期に入院調整できた事例も複数あり、現場に足を運び、寄り添うことの大切さを感じることができました。子育て中の母親支援に関しては、悩みを1人で抱え込まないよう、気軽に相談してもらえる保健師を目指しています。

    新型コロナウイルス感染症対応では患者さんの自宅に訪問し、ご本人の辛そうな状況を直接確認したことで早期に入院調整できた事例も複数あり、現場に足を運び、寄り添うことの大切さを感じることができました。子育て中の母親支援に関しては、悩みを1人で抱え込まないよう、気軽に相談してもらえる保健師を目指しています。