建築

市民のすまい・まちづくりに総合的に関わることが主な仕事です。具体的には①市有建築物や市営住宅の企画、設計·工事監理及び維持保全②建築基準法をはじめとする法令による建築物の規制・誘導や耐震化・バリアフリー化の促進③市民・事業者との協働によるまちづくりの推進や神戸の都市ブランドの向上と人口誘引につなげるプロジェクト「リノベーション・神戸」などの取組④空家空地の有効活用などすまいやまちづくりに関する政策立案、相談·情報提供などに取り組んでいます。

  • 神戸が誇る景観を、
    さらなる魅力に変えて発信!

    神戸らしい景観の保全・育成、都心・ウォーターフロントエリアの夜間景観づくりをはじめ、開港以降に建てられた近代洋風建築物や茅葺民家などの歴史的建築物等の保全活用。海と山の恵まれた自然や、特色のある地形を活かした、神戸の魅力づくりを進めています。また、屋外広告物などの景観のルールづくりを市民とともに考え、市民活動を支援するなど、景観への高い意識の醸成と普及にも努めています。

ピックアップ プロジェクト

  • 01

    市有建築物の企画、設計・工事監理

    市民の身近な暮らしに直結した施設整備を通し、将来の神戸市の姿をかたちづくります。

    市民の身近な暮らしに直結した施設整備を通し、将来の神戸市の姿をかたちづくります。

    • 区役所、体育館、学校や文化・福祉施設など、神戸市民の身近な暮らしに直結したたくさんの市有建築物があります。これらの施設の整備にあたって、関係部局と基本計画を作成し、設計事務所と検討を積み重ねながら設計を進め、工事現場での工事監理も行っています。完成後もさまざまな改修や維持保全を行い、神戸市民が安全・安心にそして快適に施設を利用できるように努めています。

    • 1. 新中央区総合庁舎

      三宮周辺の再整備に伴い、中央区役所や勤労会館等を市役所3号館跡地に建て替え、2022年7月にオープンしました。

      設計にあたっては、災害に強く環境にやさしい庁舎とするとともに、ユニバーサルデザインにも配慮しました。景観の専門家にも意見を聞き、居留地の街並みに調和するデザインとしています。

    • 2. 磯上公園新体育館

      勤労会館や生田文化会館の移転や集約に伴い、体育館機能を引き継ぐため、天井高12mを超えるアリーナやトレーニング室、多目的室など、さまざまなスポーツ利用が可能な体育館を磯上公園に建て替え、2022年7月にオープンしました。

      自然や環境にやさしい体育館となるよう公園内のクスノキを残したり、保水性の高い舗装ブロックを活用するなど配慮しています。

    • 新中央区総合庁舎

    • 磯上公園新体育館

  • 02

    景観行政~神戸らしい景観をまもり、そだて、つくる

    全国に誇れる魅力的な景観が多数点在する神戸市の「らしさ」を守り、さらなる魅力づくりに取り組みます。

    全国に誇れる魅力的な景観が多数点在する神戸市の「らしさ」を守り、さらなる魅力づくりに取り組みます。

    • 海と山の恵まれた自然や変化に富んだ地形など神戸らしい多様なまちの特性を活かした魅力づくりに取り組んでいます。神戸らしい景観の保全・育成や、都心・ウォーターフロントエリアの夜間景観づくりをはじめ、開港以降に建てられた近代洋風建築物や茅葺民家などの歴史的建築物等の保全活用も進めています。
      また、屋外広告物などの景観のルールづくりを市民と共に考え、市民活動を支援するなど、景観への高い意識の醸成と普及にも努めています。

    • 旧居留地地区

    • ヴィーナステラスからの眺望

職員インタビュー

建築住宅局建築課

令和元年度入庁
[大学卒]
(※令和3年度時点)

伊藤 詩織

ITO SHIORI

チーム一丸となって神戸の魅力向上に
つながる建築物の整備に
取り組んでいます。

建築課では、区役所、学校、図書館をはじめとする様々な市有建築物の新築や改修に関する計画・相談・調査、設計監理・工事監理を行っています。関係部局とチーム一丸となって神戸市の魅力向上につながる様々な建築物の整備に携われることにやりがいを感じています。

SCHEDULE

1日のスケジュール

8:30

メールチェック

9:30

現場確認

12:00

昼食

13:00

会議の準備

13:30

設計定例会議

15:30

アイデア出し

17:00

図面チェック・進捗共有

19:00

退庁

出勤

  • 素敵な施設が完成し、
    「やり切ってよかった」。

    2021年4月、神戸三宮阪急ビル15階にオープンした、イノベーション創発コミュニティスペース「ANCHOR KOBE」の設計・工事は、限られた時間の中でデザインを形にすることに苦労しましたが、頼れる上司・先輩、悩みを共有できる同僚に支えられ、無事完成させることができました。施設管理者、利用者から喜びのお声をいただいた際はやり切ってよかったと思えました。

    2021年4月、神戸三宮阪急ビル15階にオープンした、イノベーション創発コミュニティスペース「ANCHOR KOBE」の設計・工事は、限られた時間の中でデザインを形にすることに苦労しましたが、頼れる上司・先輩、悩みを共有できる同僚に支えられ、無事完成させることができました。施設管理者、利用者から喜びのお声をいただいた際はやり切ってよかったと思えました。

  • 「完成が楽しみ」の言葉に
    身が引き締まる思い。

    現在担当している図書館の設計では、管理・運営側と市民の方、それぞれの思いをうまく建築物に反映できるよう、日々検討しています。中には意見が異なり調整を要することもありますが、相手の立場になって親身に話を聞き、対応することを心掛けています。地元の方の「完成を楽しみにしている」という言葉には身が引き締まる思いです。完成後、利用してくださる市民の方のことを考え、地域にマッチした神戸市ならではの建築物を整備していきたいです。

    現在担当している図書館の設計では、管理・運営側と市民の方、それぞれの思いをうまく建築物に反映できるよう、日々検討しています。中には意見が異なり調整を要することもありますが、相手の立場になって親身に話を聞き、対応することを心掛けています。地元の方の「完成を楽しみにしている」という言葉には身が引き締まる思いです。完成後、利用してくださる市民の方のことを考え、地域にマッチした神戸市ならではの建築物を整備していきたいです。