福祉の仕事
各福祉施策の企画立案、各区保健福祉部における生活保護の決定・実施、児童・高齢者・障害者・生活困窮者等の福祉に関する相談援助業務、こども家庭センター・療育センター・障害者福祉センター等における各種相談業務を行います。
傷病、障害、失業、高齢などさまざまな理由で生活保護を受給している方が安定した生活を送れるよう、また自立への道筋を立てられるように、相談者の方に寄り添い、それぞれに合わせたより良い支援を行っています。
こども家庭センター(児童相談所)
こどもの人生に関わり、健やかに育っていけるように
環境を整える大切な役割を担います。
こどもの人生に関わり、健やかに育っていけるように
環境を整える大切な役割を担います。
こどもが健やかに育つように、こどもの育て方や親子のあり方を共に考え、こどもの問題をどう解決するか、支援します。寄せられる相談は、虐待、非行、不登校、発達の遅れ、親の病気等で家庭で育てられない、といった様々なものがあります。相談への対応は、児童福祉司が受け、児童心理司、医師などがチームとなって、発達検査やカウンセリング等を通じ、問題解決に向けて取り組みます。
区役所保健福祉部(福祉事務所)
一人ひとりが安心して暮らせるように、
様々な制度を活用して最適な支援のかたちをつくります。
一人ひとりが安心して暮らせるように、
様々な制度を活用して最適な支援のかたちをつくります。
区役所保健福祉部には、「保健福祉課」「生活支援課」があります。
市民からの相談を受け、福祉に関する手当の支給やサービス提供、施設入所等の手続きの業務を行います。
福祉は保健師など他の専門職や関係機関とも連携し、市民に寄り添いながら自立に向けた支援を行っています。
また、全区に「くらし支援窓口」を設置し、生活困窮者の自立支援にも取り組んでいます。
灘区生活支援課
令和元年度入庁
[大学卒]
(※令和3年度時点)
田口 千比呂
TAGUCHI CHIHIRO
「生活が変わった」「前に進めた」
と思っていただける
支援ができるよう努めています。
生活保護の担当ケースワーカーとして、傷病、障害、失業、高齢などさまざまな理由で生活保護を受給している方をおよそ100世帯ほど担当しています。相談者の皆さんが安定した生活を送れるよう、また自立への道筋を立てられるよう、相談者の方に寄り添い、それぞれに合わせたより良い支援を行うことが仕事です。相談者の方に少しでも「生活が変わった」「前に進めた」と思っていただける支援ができるよう、経験をさらに積み、知識の幅を広げていきたいです。
SCHEDULE
1日のスケジュール
8:30
一日の業務内容の確認
9:00
生活保護費の変更事務
10:30
来庁した担当ケースと面談
12:00
昼食
13:00
家庭訪問に行く世帯の情報を確認
14:00
家庭訪問
16:30
関係機関へ連絡、訪問の記録作成
18:00
退庁
「この人になら」と
思ってもらえる信頼関係を築きたい。
相談者の方のお話を丁寧に聞くことを常に意識しています。適切な支援を行う上で、相談者の方との信頼関係が欠かせません。自分を信頼していただくためにまず相手の話を丁寧に聞き、「この人になら話してみようかな」と思ってもらえるような関係を築きたいと思っています。とある相談者の方がご自身の辛い出来事を話してくださった際に、「今までの担当には話せなかったけど、あなたには話そうと思った」と言っていただけたときは、相談者の方の力になれたと思いうれしかったです。
相談者の方のお話を丁寧に聞くことを常に意識しています。適切な支援を行う上で、相談者の方との信頼関係が欠かせません。自分を信頼していただくためにまず相手の話を丁寧に聞き、「この人になら話してみようかな」と思ってもらえるような関係を築きたいと思っています。とある相談者の方がご自身の辛い出来事を話してくださった際に、「今までの担当には話せなかったけど、あなたには話そうと思った」と言っていただけたときは、相談者の方の力になれたと思いうれしかったです。
支援の引き出し増やせるよう
常に知識を増やしています。
生活保護の業務に必要とされる知識は、単に生活保護に関するものにとどまりません。他制度の相談を受けることも少なくないため、生活保護以外の制度についても知識を深められるよう、知らないことはすぐに調べるよう常に心がけています。担当する相談者の方から問い合わせを受けた際、単に「生活保護制度で対応できるか、できないか」だけでなく、代替案や他のサービスを提案してご納得いただけた時に、支援の引き出しを少しずつ増やせているのかなと実感できました。
生活保護の業務に必要とされる知識は、単に生活保護に関するものにとどまりません。他制度の相談を受けることも少なくないため、生活保護以外の制度についても知識を深められるよう、知らないことはすぐに調べるよう常に心がけています。担当する相談者の方から問い合わせを受けた際、単に「生活保護制度で対応できるか、できないか」だけでなく、代替案や他のサービスを提案してご納得いただけた時に、支援の引き出しを少しずつ増やせているのかなと実感できました。