interview

職員インタビュー

福祉局高齢福祉課

平成29年度入庁
(※令和5年度時点)

有馬実梨

ARIMA MINORI

プライベートでは、パンやお菓子づくりを楽しんでいて、次はガレット・デ・ロワに挑戦したいと話す彼女。どんな仕事をしているのかを聞いてみました。

キャリア紹介

  • 平成29年度 中央区生活支援課
    生活保護のケースワーカー

  • 令和2年度 福祉局高齢福祉課
    認知症神戸モデルをはじめとした認知症施策の運営 ← NOW

  • 今後のキャリアプラン
    福祉以外の分野にもチャレンジし、幅広い業務を経験したい。

  • これまでどんな仕事しましたか?これからやりたい仕事は?

    最初の配属は区役所での「ケースワーカー」でした。生活保護受給者の困りごとの相談に乗るような仕事です。病気や障害を抱えている方、一人暮らしの高齢者などのご自宅に足を運び、毎日顔を合わせました。
    今は、同じ福祉分野ですが、「認知症神戸モデル」と呼ばれる制度の運用を担当しています。この制度は、認知症の疑いのある方に早めに受診いただき、早めの対応につなげるとともに、万が一認知症の方が事故を起こしたときに被害者などを救済する制度で、神戸市が2019年からスタートさせました。
    今の仕事も前向きに取り組んでいますが、公務員は様々な業務に携われることが魅力の1つなので、次は空き家対策や三宮再整備、あるいは市の広報のようなガラッと雰囲気が変わる仕事にも挑戦してみたいと考えています。

    最初の配属は区役所での「ケースワーカー」でした。生活保護受給者の困りごとの相談に乗るような仕事です。病気や障害を抱えている方、一人暮らしの高齢者などのご自宅に足を運び、毎日顔を合わせました。
    今は、同じ福祉分野ですが、「認知症神戸モデル」と呼ばれる制度の運用を担当しています。この制度は、認知症の疑いのある方に早めに受診いただき、早めの対応につなげるとともに、万が一認知症の方が事故を起こしたときに被害者などを救済する制度で、神戸市が2019年からスタートさせました。
    今の仕事も前向きに取り組んでいますが、公務員は様々な業務に携われることが魅力の1つなので、次は空き家対策や三宮再整備、あるいは市の広報のようなガラッと雰囲気が変わる仕事にも挑戦してみたいと考えています。

  • 今の仕事ではやりがいを感じますか?

    実は、仕事をする中で認知症の方やその家族と直接お会いする機会は、あまりありません。
    ですが最近、認知症支援の仕組みを説明するガイドブックをリニューアルしました。そのときに、認知症の方や家族を支援している方にどう作れば分かりやすいのかを聞いて、市役所内の専門部署にデザインや文章を相談しながら、できるだけ読みやすいものにしたいと製作しました。
    すると、これを配布している区役所や地域の拠点から、棚に置いているとすぐになくなってしまうので100部単位で送ってほしいと連絡がありました。あるいはウェブサイトのPDF版を見た方が電話をしてきて、分かりやすかったので、家に一部置いておきたいと要望があったのです。苦労しただけに、とてもうれしかったですね。

    実は、仕事をする中で認知症の方やその家族と直接お会いする機会は、あまりありません。
    ですが最近、認知症支援の仕組みを説明するガイドブックをリニューアルしました。そのときに、認知症の方や家族を支援している方にどう作れば分かりやすいのかを聞いて、市役所内の専門部署にデザインや文章を相談しながら、できるだけ読みやすいものにしたいと製作しました。
    すると、これを配布している区役所や地域の拠点から、棚に置いているとすぐになくなってしまうので100部単位で送ってほしいと連絡がありました。あるいはウェブサイトのPDF版を見た方が電話をしてきて、分かりやすかったので、家に一部置いておきたいと要望があったのです。苦労しただけに、とてもうれしかったですね。

  • 神戸市役所で仕事をしようと思ったのはいつからですか?

    姫路に住んでいたので神戸は憧れの場所でした。高校のときも新快速でよく遊びに行っていましたね。大学が神戸だったので、市内で一人暮らしを始めると、さらにたくさんの魅力を見つけました。
    姫路市役所への就職も考えたことはあるのですが、中核市と政令市を比べると、政令市のほうが仕事の幅が大きいと思いました。
    例えば、私が担当する「認知症神戸モデル」は、この制度を運用していくためにかなりの予算が必要になります。そこで神戸市は個人市民税に400円を上乗せすることで、神戸に住んでいる人たちに広く負担をしてもらいながら運用している大がかりな制度なのです。なので、全国の自治体からとても注目されており、他都市からの問い合わせがあとを絶ちません。神戸市役所で働いているからこそ、こんなふうに全国的にも一歩先行く業務に携われているのだと感じています。

    姫路に住んでいたので神戸は憧れの場所でした。高校のときも新快速でよく遊びに行っていましたね。大学が神戸だったので、市内で一人暮らしを始めると、さらにたくさんの魅力を見つけました。
    姫路市役所への就職も考えたことはあるのですが、中核市と政令市を比べると、政令市のほうが仕事の幅が大きいと思いました。
    例えば、私が担当する「認知症神戸モデル」は、この制度を運用していくためにかなりの予算が必要になります。そこで神戸市は個人市民税に400円を上乗せすることで、神戸に住んでいる人たちに広く負担をしてもらいながら運用している大がかりな制度なのです。なので、全国の自治体からとても注目されており、他都市からの問い合わせがあとを絶ちません。神戸市役所で働いているからこそ、こんなふうに全国的にも一歩先行く業務に携われているのだと感じています。

  • 民間企業でなく市役所を選んだ理由を教えてください。

    大学生のときから、将来、結婚や出産、子育てといったライフイベントがあったとしても、神戸で働き続けたいと考えていました。ですが、民間の大企業であれば、転勤がないのはエリア職になり、仕事の範囲が限定されがちです。神戸市役所であれば、ずっと神戸で働き続けられると考えていました。
    さらに文系だったので、専門分野や得意なことが何か、自分で限定できませんでした。そう考えると、幅広く様々な仕事を任せてもらえる地方公務員という仕事が、私にとっては魅力的に感じたのです。
    もちろん、これまで経験したことのない業務を一から覚えるのは大変です。しかし、ケースワーカーの仕事も認知症神戸モデルの仕事も、今となっては大きな経験になっています。

    大学生のときから、将来、結婚や出産、子育てといったライフイベントがあったとしても、神戸で働き続けたいと考えていました。ですが、民間の大企業であれば、転勤がないのはエリア職になり、仕事の範囲が限定されがちです。神戸市役所であれば、ずっと神戸で働き続けられると考えていました。
    さらに文系だったので、専門分野や得意なことが何か、自分で限定できませんでした。そう考えると、幅広く様々な仕事を任せてもらえる地方公務員という仕事が、私にとっては魅力的に感じたのです。
    もちろん、これまで経験したことのない業務を一から覚えるのは大変です。しかし、ケースワーカーの仕事も認知症神戸モデルの仕事も、今となっては大きな経験になっています。